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2008.12.7

連勝で今シーズン有終の美を飾る


来季はアトラスにレンタル移籍の永関、今季は攻守に絶好調だった。

天城で大怪我の宇野も終わってみたらシーズン最多本塁打。怪我がなければ三冠王も夢ではなかったはず。

日本を代表する超有名人気ラーメン店勤務のクロキ選手、6打数6安打2本塁打で大活躍!


ホームランを打ったクロキ選手。ショートの守備もエクセレント!


セイブマンがマウンドでこの日は敵チームの葛葉を叱咤激励。


セイブマン、今日は敵チームの助っ人に参上!


打率7割を達成した瞬間!


今シーズンもお疲れ様でした。

今シーズン最後の試合となるESSA公式日程。
今季は人数不足の日暮里・埼京がESSA戦時に連合チームとして参戦、5月までは巴戦形式で試合が行えたが、以後日暮里・埼京・四谷の3チーム連合軍とダブルヘッダーをする事が多くなった。
ESSAは6年、それ以前から含めたら10年近く活動していればそれぞれのチームの選手に家庭の事情、仕事の多忙、転勤や転職、病気や怪我、引越など色々な事があって当たり前。草チームがここまで活動できているだけでも賞賛に値すると思うが、やはり各チームとも活動を楽しみにしてる人が来年もスローピッチで遊べるように、試合前には代表が集まり来年度に向けて色々な話し合いがされた。
ここでは詳しい事は発表できないが、消化不良気味だった今年の活動を踏まえ来季に向けて意志確認が出来たのは何よりもの成果と言えよう。


さて試合の方は、第一試合が日暮里・埼京連合対ボルメッツの公式戦。
スターターにオリックス小松の同じ勝ち星を狙う小松がマウンドに。この試合完封すると9年連続完封記録がかかっているだけに気力充実、4回まで0封に抑える。
打線もESSA初の0敗優勝を狙うべく打線が爆発。初回菊池がライトエラーで出塁、永関四球、原田は右方向を狙ったがセカンド正面。金澄もセカンドゴロに倒れ2死とあったが藤本のタイムリー、山口の内野ゴロの間に金澄生還などで3点を先制。
2回もトライアウト入団初日の及川、菊池にタイムリーが出て2点。圧巻なのは3回。原田・金澄の連続安打の後、藤本のタイムリー、宇野・山口のタイムリー、さらにこの日参加のクロキが目が覚めるような弾丸ライナーでホームラン。この回一挙7点を入れ突き放しにかかる。
ここまで盤石の試合運びで、あとは小松の記録が気になる所であったが、1死2・3塁のピンチでこの試合唯一の与四球、ここで少し緊張の糸が切れたのかタイムリーを打たれ9年連続の記録はベテランらしからぬ自滅で脆くも崩れ去った。
その裏宇野がホームランを放ち14点目。最後は小松に代わった藤本が試合を締めてゲームセット、ESSA6年目にして初めての無敗王者の誕生となった。


しばしのインターバルを空けて行われた第二試合。第一試合の勢いそのまま序盤から猛攻。山口らしい弾道の鋭いヒット原田の連続安打と相手ミスで先制。続く四番宇野のタイムリー、藤本のタイムリー、垣内の犠牲フライで4点を先制する。しかし10勝目をかけてマウンドに登った藤本が連合軍打線につかまり4失点で同点に。
それでもあきらめないボルメッツは女子高生佐竹の素晴らしいヒットを皮切りに、仲丸、永関と続いて及川のタイムリーで勝ち越しに成功。
連合軍にその裏1点を返されるも、3回にクロキのタイムリーで再び2点差に。
このまま後半に流れ込んだ途端、今季のボルメッツを象徴する中盤以降の猛攻ぶりが爆発する。

及川、小松の連続ヒットの後、菊池が昨年樹立したチームのシーズン最多本塁打記録を更新する鮮やかな3ランホームランをセンターパイロンを超えて突き刺し3点を入れると、原田・宇野を置いて金澄の3ラン、クロキがこの日2本目となるホームラン、藤本を置いて垣内のタイムリーなどで突き放しにかかる。

3回以降藤本は本来の抜群の制球力と変化球で連合軍打線を封じ込み、連合軍屈指の主砲ホセから三振を奪うなど無失点。最終回打率7割乗せ&打点王を狙っていた原田が最後の最後の打席でヒット&2打点を上げ2冠を達成。

最終回の守備に就く場面では「毎回活動時に何かをやらかす男」垣内によるどっちらけな場面もあったが、守備は気を抜くことなくしっかり抑えて18対5で勝利した。
この日は原田選手の一喜一憂ぶり、凡打に倒れ出囃子を「ポニョ」にされた金澄(見事リベンジして本来の出囃子は復活)、サード永関の円熟味を増したプレイも去ることながら、やはり6打数6安打2本塁打デビューのクロキに尽きる。
守備でも安定感抜群かつ非凡なセンスを見せつけ、ボルメッツ史上最強遊撃手になる可能性は大。


これで今シーズン全試合終了となった。
シーズン当初の下馬評は、大島兄弟、米谷、さとんの離脱で戦力以上に「人は集まるのか?集まっても果たして試合になるのか?」と不安の声もあがったが、外野の要であった原田のショートコンバートを断行、原田が抜けた外野は何でも屋の川村をSF・外野専任にした事で手薄の外野を何とか埋めようと試みる。SF川村は持ち前のセンスと研究心で覚醒し「エリア77」をフィールドに作った。

昨年末からトライアウト中だった藤本と金澄が入団、長打力で主砲不在の穴をしっかり埋め、この2人のアベックアーチが生まれた試合では不敗神話を継続中。この2人はどこでも守れる事から守備面でも大きく貢献し早くも入団1年目でチームの核となった。
今では金澄邸で行われる藤本・菊池・小松の闇会がチーム運営の礎にもなっている程。

新人補強はさらに続く。経験豊富なオールドルーキー「史上最強の61歳」松永の加入、11月30日の試合では2本塁打を放ったが、安定した守備力はチーム随一と言っても良い。松永の加入はいまいち大味だったボルメッツ守備陣をしっかり締める重鎮の様な存在と言えよう。

大学時代ソフト部経験という触れ込みで入団の垣内はその実力にいささか額面通りには受け取れない疑問点が残ったが、小松監督が指示し毎回ノートに課題点を付け提出する様になってから課題克服しつつある。全員コーチ状態の恵まれた環境、持ち前の怪力に確実性と冷静さが加われば将来的には面白い存在になる。11月には4番抜擢、先制打となる三塁打も放っている「ボルメッツの古木」返上に向け今オフの練習は重要だ。
また垣内が連れて来た寺平は初心者とは思えないレベルで大学ラグビーで鍛えた脚と状況判断の良さで守備走塁に関しては非の打ち所がない。2本塁打とツボにはまるとパワーがあるだけにオフの練習でどれだけ成長するか一番の楽しみでもある。
あと出場機会は少なかったがパンチのある打撃を披露した稲ヶ部と葛葉も来季はさらなる活躍を期待したい。

後半にもガッツ溢れるプレーで人気急上昇の仲丸選手、さとん選手の抜けた穴を埋めるべく入団の女子高生選手佐竹、嶋村両女子選手も来季さらに楽しみな存在だ。 そのさとん選手も終盤に復活、復帰第一打席で走者一掃のタイムリーを放ち、規定打席には遠く及ばないがシーズン打率5割をマークした。

そしてシーズン終盤には金澄の後輩の及川が入団、初心者とは思えない柔らかいグラブ捌きを見せた。最終戦6打数6安打2本塁打デビューのクロキが加入すれば、来季のボルメッツは「クロキ、金澄、宇野、藤本、森下」の主砲クインテットの周囲を菊池、遠藤寿、大信田、山口、寺平ら長打力のある選手を配しどこでもホームランが狙える打線が誕生、さらにスピードスター倉岡の復帰も相まって重厚かつスピード感溢れる打線になる事だろう。

シーズン途中、宇野と原田、掛け持ち相手中の事故だが志村と怪我によるアクシデントがあったが、宇野も終わってみれば自己最多の8本塁打。怪我で欠場中の期間が...というたらればは禁物だが、「手を抜くことなく一生懸命やろう」と掲げたお題目は達成できたシーズンだったのではないだろうか?

文責/小松 写真/菊池・小松

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